宮出し
夏祭りは、大前神社の御祈祷から始まります。 各町会、各組の関係者が集まり、本社神輿、子供神輿、旭町屋台と 共に参道を渡御、一気にムードが高まります。 ここから宮入りまでの3日間、真岡市内では、熱い夏祭りが始まります。
地域に根付いた、伝統ある日本の夏祭り
夏祭りは、大前神社の御祈祷から始まります。 各町会、各組の関係者が集まり、本社神輿、子供神輿、旭町屋台と 共に参道を渡御、一気にムードが高まります。 ここから宮入りまでの3日間、真岡市内では、熱い夏祭りが始まります。
2台以上の山車屋台が向かい合い、お囃子を競い合うことを「ぶっつけ」といいます。囃子のテンポを上げつつ、他町のお囃子に惑わされないようにする。囃子方の技量の見せ所です。また真岡のぶっつけの特徴は、山車屋台を勢いよく前進させて寸止めするため、山車屋台の高い運行技術が要求されます。
現在お祭り広場が開催されている田町北交差点において、大前(おおさき)神社から本社神輿に鎮められた御神霊を御前に、お祭り広場の安全と成功を祈願するとともに、本社神輿からの璽(しるし)として、各町会の山車屋台、神輿が五色の閉塞を授かります。真岡の夏祭り最大のイベント、「お祭り広場」は、古式ゆかしく開かれるこの御照覧神事をもって開始となります。
神輿と山車屋台に加えて、花火も同時に打ち上げる祭りは全国的に見ても希少です。真岡の花火大会は、元々神輿の川渡御の「照明」として昭和43年から始められました。この「照明」は、20代のわずか数名での若者たちが花見の席で発案し、何とか地域を盛り上げよう、という精神で奮闘して実現させたものです。現在では2万発を打ち上げる花火大会にまで成長し、真岡の夏祭りにはなくてはならないものとなっています。わずか数十m先の対岸で打ち上げられる花火とレーザー光線による光の競演、そして音楽との共演をお楽しみください。
本社神輿、荒宮神輿、子ども達が担ぐ若宮神輿の他、市内各町会で所有している地域神輿、そして中学生達が創意工夫を凝らして作り上げた中学生神輿など、お祭り広場には20数基の神輿が繰り出します。老いも若きもお祭り大好き人間が大集合し、自慢の神輿を思いっきり担ぎます。祭り人の熱気をぜひ肌で感じてください。
真岡市内を流れる五行川と行屋川。これらの川に挟まれた市街地は、かつて幾度となく水害に見舞われました。神輿の川渡御は、水害を伏せ、真岡市民の無病息災を祈願するため、昭和30年から行われるようになりました。川の中で勇ましく神輿を担ぐ祭り人間近で打ち上げられる花火との共演をお楽しみください。
御照覧神事から始まったお祭り広場。勇壮な山車屋台のぶっつけや、熱気あふれる神輿の渡御、そして厳かに行われる川渡御とそれを照らす大花火大会。真岡の夏祭りの最大の見どころであるお祭り広場は、本社神輿の御旅所入りでフィナーレを迎えます。
※御旅所とは、御神霊を鎮められた神輿を渡御の途中でお泊めする場所を言います。田町北交差点での合同手締めの後、真若や各町若衆、神輿愛好団体によって本社神輿は渡御をし、そして御旅所入りします。御旅所入りした本社神輿は一刻の休みにつき、翌日からの町会渡し渡御に備えます。
3日間の熱い夏祭りのフィナーレ、 みや通りには全屋台が集まりお囃子が鳴り響き、 かがり火の中を本社神輿が渡御します。 幻想的な空間の中、五行川の上で手筒花火が待ち受け、本社神輿は、 参道に帰ってきます。境内に着くまで担ぎ手達の声が響きます。 神輿を修めたところで、真夏の暑い3日間が終了します。
※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、令和2年は開催中止となりました。
以下は、昨年度の情報です。
※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、令和2年は開催中止となりました。
以下は、昨年度の情報です。
7月13日(土)・14日(日)
場所:真岡市長田、つばめザブーム様 東側道路
7月13日(土)・14日(日)・15日(月祝)
場所:千代ヶ丘八幡宮・久下田駅前通り周辺
8月1日(木)・2日(金)
場所:高田山専修寺
8月15日(木)
場所:行屋川水辺公園
8月24日(土)
場所:荒町本通り
8月31日(土)
場所:鬼怒緑地公園
11月9日(土)・10日(日)
場所:大前神社